Mommy(マミー)を観た感想を共有!
はじめまして。
ホントのこと(仮)です。
絶対犯人は林真須美だ
間違いない!
おそらく、多くの人はそう思っているだろう。
でも、わたしは無実だと思う。
買ってた訳ではないけど、2009年頃付き合いのある出版社から定期的に雑誌が届いていた。
その中に、林健治(林真須美さんの旦那さん)さんの連載が載っていた。
それを毎月読んでるうちに、この人は犯人ではないのではないか?
と思って、気になるとたまにネットで検索して、ちょくちょく情報を仕入れていた。
私が無実だと思うのは、”無差別殺人をする動機がない”。
それに対する検察の主張する動機は、事件当日、近隣住民との小競り合いがあって、それに怒った真須美さんがヒ素を入れたというもの。
真須美さんは、健治さんや他の共犯者たちと保険金詐欺をしていたことは認めている。
それには、れっきとした”金”という目的がある。
そして、長男さんが街録に出演したときに話していた事、”’(事件当時)金庫には何億円も入っていた”といっている。
映画は、少し前に観たから少しあやふやなところがあるけど、この記事を書くためにこの事件の経緯も軽く書いてるから、そこらへんも参考にしてほしい。
証拠が不十分であるにも関わらず、”死刑”という判決が下されてしまうのは、ホントに恐怖。
そして、再審請求をしてるけど棄却されているという状況。
とりあえず、この映画を見て、”やっぱり犯人だと思う”、”やっぱり無実だ”とか何でもいいけど、世間の人の関心事として話題が盛り上がれば、再審の可能性も高くなると思う。
まだ、全国で上映してるから
是非観て、思ったことをブログでもSNSでも発信してほしい
それでは、マミーの経緯と考察、そして感想スタート!
映画・マミーの経緯と考察犯人だと思う
ホントのこと(仮)は、選挙に役立てるために政党・政治家の思想、これまでの発言、考え方の情報をまとめる、個人的に思う温暖化、言論の自由に対する思いなど、政治に関することを発進しているサイト。
Mommy(マミー)とは
監督 | 二村真弘 |
---|---|
公開日 | 2024年8月3日 |
動画尺 | 119分 |
出演 | 長男、父親、片岡健ほか |
公式サイト | Mommy |
2024年8月3日から全国で上映が始まった。
私は、渋谷のイメージフォーラムに観に行った。
驚いたけど
ほぼ満席だった
関心が高い事件なのかなぁと思った
まだまだ全国で上映中だから、観に行って感想をそれぞれのメディアで発信したら、再審の可能性も出てくる。
和歌山カレー事件の経緯
真須美さんと健治さんと一緒に保険金詐欺をしていた人たちは、全て共犯者で判決文でも認定されている。
つまり被害者とされてている4人は全て共犯者。
Dさんは替玉受診。
保険金詐欺を真須美さんがやるときに身体がすごく悪い人に保険をかけて、替玉としてDさんにやらせていた。
Iさんも保険金詐欺の共犯者。
このIさんは映画の中でも出てくる人。
林家の長男さんとも仲が良かったという。
長男さんが、社会に出て色々調べていく中で、実際に家で暮らしていた中で、(共犯者として)話してたけど、メディアの報道だと、真須美さんが主犯ということになっていることに対して
あれ…自分が見てた事実と違うことが書いてある…
と街録で話している。
これらの共犯者の人たちは、山奥の警察官官舎に3、4か月警察官と一緒に泊まって調書を取られている。
そして、世間の関心が林家に集まる(集まるような報道をずっとしていた)と、自宅をずっとマスコミが張っていた。
当時、カレー事件といえば、真須美さんがこうやって水をかけてるシーンを覚えてる人は多いと思う。
これで、”なんて生意気なヤツ”みたいな印象操作がされていた。
検察が主張する動機解説
真須美さんが、検事に
あんたが認めんかったら
次女を逮捕してやる
と言われたという。
保険金詐欺に関わった人たちはみんな、共犯でやっていたのに、真須美さんが一人でやっていたということにされている。
そして、検察が主張する動機は以下のもの。
その場で、近隣十人と気まずいことがあって、怒って入れた
という。
そんな、行き当たりばったりのことをするだろうか?
全て、計算して保険金詐欺をしていたのに?
動機としては弱すぎると思う。
また、こんな話もある。
検察は、健治さんは真須美さんにヒ素を飲まされたということにしたいために、真須美さんには男がいたという線で捜査を始める。
当時、Dさんは借金まみれだったから、林夫妻がお金を出して園部のアパートに住まわせていた。
そんなこともあり、真須美さんはそのアパートに行っていた。
それで、Dさんを真須美さんの男だとマスコミは書いている。
その時に、ベランダで真須美さんが上半身裸で洗濯物を干していたと、複数のマスコミが報道している。
それで、この事件を調べている片岡さんがアパートを見に行ったら
そもそもそのアパートにはベランダがない
ということを話している。
一人の人間を潰せるほどの影響力を持ってるメディアは、このように裏撮りもせずに報道をしている。
非常に問題。
それは今も体質は変わっていない
ひとつの事例を、大きく取り扱って恐怖心を植え付けるという報道
武漢ウイルスでもさんざんやってたよね
そして、そういったものをかき集めて出した判決は死刑。
あらすじ
\ 映画『マミー』本予告篇 /
真須美さんからの手紙は女の人のナレーションで語られる。
長男さんの話、健治さんの話、この事件を調べて発信を続けているノンフィクションライターの片岡健氏へのインタビューで物語が進んでいく。
目撃者の証言として語られたものを再現したものを映し出す。
その目撃者証言も、はじめは一階で見てたということだったのに、次の時には二階から見ていたということになっていたり、その場所からは、四角になってヒ素が入っていたカレー鍋の方は見ることができなかったりと、かなり証言としては弱いものなど。
映画・Mommy(マミー)の考察後編
感想
正直、この映画を見て、”やっぱり無実だったんだ”とはなりづらいかなと思った。
でも、この映画の中に出てくる証言の甘さ、もう林真須美さんに罪を着せることを前提にしたとしか思えない証拠の提出とか。
映画の中では、事件のヒ素と林家のヒ素との検証もしている。
だから、証拠としては甘々なものをかき集めたものに対しての判決が、”死刑”っていう。
こんな甘い証拠でも死刑なんて重い決断ができてしまうのかていうのがおかしいよなぁ。
よく、武田邦彦先生が
日本には正義を守るシステムはありません
したがって、裁判にかけられたら、もう正義は通りません
と常々言っている。
で、前に反対意見も聞きたいなと思ってた時に見つけた、北村弁護士の話。
\ 刑事裁判 冤罪を生み出さないための一手 /
起訴されると98%有罪になる
これは実は諸外国と比べて、日本の検察が無罪判決を恐れている
あるいは、無罪判決をもらったら検察の恥だ
検察の威信にかかわると考えていて
犯罪が疑われる事件のうちで、検察官から見て確実に有罪が取れる
そういう事件しか起訴しない
それが、日本の刑事司法の一つの特色
さりとて、98%有罪になります
それが正しい刑事裁判が行われた結果か、と言われるとそれはそうではない
事前段階で、無罪になりそうな事件は不起訴にする
その結果として起訴してきたものだから、有罪に違いないと思い込んで裁こうとする不届き者の刑事裁判感がいるのは間違いない
どう否定しても、弁護士側から見ると存在する
(そのため)誤判は生まれている
冤罪を生まないためにの話もしてるから、この動画は参考になる。
映画にも出演している片岡さんのnoteで新しい動きがあったから、共有する。
【小寺様への質問】
和歌山カレー事件の犯人とされている林眞須美氏の確定審において、小寺様ら和歌山地検の検察官は、林氏が死亡保険金目当てに人にヒ素や睡眠薬を使用した事件が23件(内訳は公訴事実4件と類似事実19件)あると主張し、その結果、確定判決では、上記23件中 6 件(内訳は公訴事実 3 件と類似事実3件)が事実と認められたうえ、林氏が和歌山カレー事件の犯人であると示す間接事実であるかのように判示されました。
しかし、私が独自に事実関係を調べ直したところ、(1)上記23件の事件のうち、3件の現場である岸和田競輪場、■病院内の食堂、喫茶店■において、和歌山地検も和歌山県警も裏付け捜査を一切行っていないこと(※筆者注・■は、原本では実名)
(2)そもそも、小寺様ら和歌山地検の検察官は、林氏の確定審において、上記23件の事件の現場で裏付け捜査を行ったことを示す証拠を一切提出していないこと
などの事実が判明しました。
引用:〈追記あり〉林眞須美死刑囚による23件の連続殺人・殺人未遂事件を警察と検察が捏造していた件について…
メディアもそうだし、警察も検事も杜撰さが垣間見える。
なんか、裁判の判決ってちょくちょくおかしいなと思うことがある。
だから、選挙の時に裁判長について正しい判断ができるように、このサイトで、この裁判官はこういう判決をしたっていうのを、まとめたいんだよなぁ。
自分と違う意見も認める
この映画の中で、長い尺を使っていた部分があった。
関西のどこかの駅前で街頭演説をしている真須美さんを支援している会の人たち。
そこで、真須美さんが犯人だと思う人と会話をしている。
真須美さんの支援する会側の人は、こんな証拠もある、あんな証拠もあるという話をしているけど、この人は
俺は林真須美が犯人だと思ってるけど
そういう(反対の)意見があってもいい
頑張ってや~
といって、駅の中に吸い込まれていった。
日本には、というか世界中どこでもそうかもしれないけど、”自分とは違う意見を叩き潰してやろう”という人間が多すぎる。
これは前から思ってるけどなぜだ?
本心では自分もそういう時もあるから
気持ちはわかる
私は農薬は危険だと思っている。
それで、本で読んだことをTwitterで発信する。
そうすると、農業をやってるヤツら、敢行農業が善(政府発表、国際機関が言うことは全て正しいマンともいえる)と思い込んでるヤツらが執拗に絡んでくる。
なぜ、自分と違う意見は絡んできて潰そうとしてくるんだ。
あまりにもこういうことが多いから、こういうやつらを私は”農業バカ”と呼んでブロックしている。
話す価値もないし意味もないからだ。
自分は、自分が見た意見に興味を持って、その人の本を買って読んでそうなんだと思って発信している。
少なくとも、新しい情報を仕入れて考えが変わるまでは、私の中ではそれは”正しい情報”なのだ。
それを、どこの馬の骨かもわからないバカ、ホントに農業をやっているかも知らないけど、見ず知らずの人間に言われて、”そうなんだ、これからその情報で行こう!”とはならない。
むしろ、上から押さえつける人間には徹底抗戦する性格。
これでいくつもの仕事を失ってきている
だから、こうやって絡んできたって、このバカたちが変えたいであろう”私の考えも変えることはできないし、世界の意見を変えることもできない”んだから、この”人に絡む作業は何の意味もない”と思う。
本当に自分の意見を世間に浸透させたいなら、自分の発信力を高める努力をするしかないんだよ。
バカタレ。
マスクが正しいと思ってるマスク警察をはじめとする、”謎の正義マン”が本当に大嫌い。
消えてなくなれ。
もう、そういう人間を集めた世界を作って互いに一生言い合ってろと思う。
マジで、このやり合う時間が人生の無駄時間。
この映画に出てきた人のように、自分と違う意見でも認めることができる世界を目指したいね。
ネット上の噂
前から存在していた真犯人は、真須美さんの長女だとか、次女だというものがある。
私がネット上の噂で、目にしたのは長女が真犯人で、ずっと真須美さんはかばっていた。
でも、その長女も自殺をしたことでかばう必要がなくなったという噂。
これは、死人を鞭打つような話になってしまうから、ここで書くかどうか一瞬考えたけど、こんな地方の一サイトには何の影響力もないということ、そして、思ったことを思ったように書くをテーマにしたサイトだから書くことにする。
と、こんなことを考えていたら映画にも出てきた片岡さんのnoteを見つけた。
次女「私は、お母さんがカレーの鍋の見張りをしていた間、ずっと一緒にいました。その時、私はカレーの鍋のフタをあけて味見しました」(一審段階に行われた証人尋問などでの証言)
眞須美死刑囚「私は、カレーの鍋の見張りをしていた間、ずっと次女と一緒にいました。その時、次女がカレーの鍋のフタをあけ、指にカレーをつけて食べました」(黙秘を撤回した二審の被告人質問での証言)
ともかく、カレー事件の犯人は長女だったのではないかという憶測も、次女だったのではないかという憶測も見当外れなので、事実関係が正しく理解されて欲しいと思う。
林死刑囚は、4人の子供への愛情は持っている。しかし、いくらなんでも死刑囚になってまで娘をかばいたいと考えるほどに子供思いではない。
引用:「和歌山カレー事件の犯人は、林眞須美の長女だったのでは…」という憶測が流布している件について
この事件をずっと追っている片岡さんが、この件について触れていた。
まとめ
今まで、気になったときにこの事件のことを検索していて、ある程度のことは知っていた。
あるときから、長男さんが出てくることが多くなってて、長男さんの話も聞いてると色々あったのだろうなと思った。
長男さんが眞須美さんに面会すると、二人の思いでは10歳で止まってるから、その時までの話とかが多いと話してて、グッと来たなぁ…
親との思い出が、何もないというのはツラい…
もし冤罪だったら…
再審が棄却される理由はなんだろう…
映画の中では、(確か)当時の検察官の人のところにも話を聞きに行ったりもしている。
もう一回、再審にもっていくには世論が必要だ。
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