マンディンゴレビュー!
こんにちわ。
ホントのこと(仮)です。
- マンディンゴってどんな映画?
- 結構面白い映画らしいけど
- あらすじを知りたい
タランティーノが好きで前に観たジャンゴを観て気になったこと。
黒人奴隷同士を闘わせて賭け事、楽しんでたってホントなのかな?と思って調べてみた。
すると、マンディンゴって言って奴隷同士を闘わせる風習?、闘犬とか闘鶏みたいなものがあったというのは確からしいことを知る。
それでマンディンゴのDVDを購入してみてみた感想は……史上最低の胸糞映画だ!
ますますアメリカが嫌いになった!!
マジで腹立つ。
主人公のクズっぷりが映画に引き込む原動力になっている
が、もう一度観たい映画ではない
マンディンゴの感想前のあらまし
ホントのこと(仮)は、観た読んだ政治的、国際情勢を扱ったような社会は映画、本などの感想、口コミをしている。
この記事では、公開情報、あらすじ、ポイント、マンディンゴの感想について書いてるよ。
公開情報
公開 | 日本 1975年10月18日 アメリカ 1975年5月7日 |
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監督 | リチャード・フライシャー |
出演 | ペリー・キング、スーザン・ジョージ、ケン・ノートン、ブレンダ・サイクスなど |
監督のリチャード・フライシャーは本作をこう語ったという。
この映画をウェディングケーキのように美しくロマンチックに描きたかった。
でも近寄ってよく見るとケーキは腐ってウジだらけなんだ
マンディンゴというのは西アフリカの民族名。
そして、黒人の希少種。
舞台は19世紀のアメリカの奴隷牧場。
なんか、風と共に去りぬっていう映画は、この黒人奴隷制度のことを黒人視点で描いている映画で、キレイに描いているらしい。
一方でこのマンディンゴは、黒人奴隷を当たり前のこととした白人視点で描かれている。
風と共に去りぬ観てみようかな
どんなふうにキレイに描いているのか
白人のキレイ事を垣間見れるかもしれない
あらすじ
南部で奴隷牧場を営むマクスウェル家の当主ウォーレンは黒人奴隷たちを交配して繁殖させ、出来た子供を売って莫大な利益を得ていた。
そして、奴隷を所有する白人たちは、黒人女性を愛人にして生まれた子供も売っている。
ウォーレンの息子のハモンド(ペリー・キング)は、黒人をケモノのように扱っている普通の白人と違って、多少人間として扱い、お気に入りの黒人奴隷ミード(ケン・ノートン)との間には友情にも似た感情を持っていた。
ハモンドはウォーレンのすすめで少佐の娘ブランチ(スーザン・ジョージ)と見合い結婚をするが、ハモンドは出先で奴隷の黒人女性エレン(ブレンダ・サイクス)を愛してしまい買い取り自分の愛人としてしまう。
数々の黒人奴隷とセックスをしてきたハモンドは、ブランチとの行為で処女ではないことに気づき彼女を問い詰め、ますますエレンへの想いを強くしてしまう。
ハモンド、ブランチ、エレン、ミードという人間関係の中で渦巻くドロドロの結末は…
大嫌いで二度と観たくないと思っても
これだけ感情を掻き立てるあたりストーリー構成は上手いのかな……
ポイント
ウォーレンは足にある持病のリウマチの毒素を逃がすため、座っているときは常に足元に黒人を侍らせお腹の上にその足を乗せている。
そして、その奴隷たちが病に罹ると連れていくのは獣医。
ハナから黒人奴隷はケモノという扱い。
聖書とか読んだことないけど、立派なことが書いてあるんでしょ?
人の道とか。
自分が若い頃バイトしてた先で、三国志が好きっていう話をしてたら先輩が(多分私の性格を心配して)菜根譚という本をくれた。
人のことを基本信じないような印象を持たれやすいから?
菜根譚は、「堅い野菜の根も苦にせずよく咬めば(苦しい境遇に耐え忍べば)、あらゆることはなしとげられる」とする古事に由来します。
参照:菜根譚 現代で疲弊する方たちに贈る穏やかに生きる処世訓
- 一つは相手の小さな過ちや失敗をいちいちとがめないこと。
- そして二つ目が相手の隠しておきたいことをわざわざ暴かないこと。
- 最後、三つ目が相手の過去の過ちをいつまでも覚えておかないこと。
菜根譚はこういう感じの内容の本。
それなのになんで、日本のように発展型の植民地ではなく、西洋は搾取型の植民地をたくさん持っていた?
中国では、偉い人が来て何もないと妻を殺して料理して差し出すとか、戦争で籠城していよいよ食べ物がなくなると、お互いの子供を交換して殺して食べたりとか…
なんでこんなことが起こるんだ!
何故だ!
教えてくれ。
誰か。
マンディンゴの感想
吐き気がする…
欧米人特有の自分はいいが、他人が自分の意に反することをすることは許さない思想。
こういうのがホンっトに嫌い…
アメリカ的発想。
ジャイアニズム映画。
俺のものは俺のもの
お前のものも俺のもの
ハモンドっていう主人公は一人でアメリカを体現している。
あぁアメリカってそういう国だよねぇみたいな。
キツい映画だった。
まとめ
- 史上最悪の胸糞映画
- アメリカを体現した映画
- 黒人はケモノ
美しいウェディングケーキは近寄ってみると、腐っていてウジだらけだったんだ。
という監督の言葉。
2時間でアメリカがどういう国かわかる時短映画。
アメリカを知りたい人におすすめ!
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